RubyWorld Conference 2024 開催趣意書

RubyWorld Conferenceへようこそ。今年も例年通り、松江の地でRubyWorld Conferenceが開催されることになりました。ぜひ松江市まで⾜を運んでいただきたいです。直接交流することによって、Rubyコミュニティの「今」を実感することができることでしょう。また、直接対話によって⽣まれるインスピレーションがRubyの明⽇に良い影響を与えることと信じています。

Rubyには信頼と安定に裏付けられた実績があり、世界中で利⽤され、⽋かせないいくつものサービスの運⽤を担っています。しかし、Rubyの進歩は継続中です。Rubyコアコミュニティの活動を追いかけていると、今でも毎⽇⼤量の更新がRubyに対して⾏われていること、そして、Rubyの未来をさらによいものとするために⽇々提案と改善が⾏われていることが分かるでしょう。Ruby⾔語とそれを取り巻くコミュニティの活発さを体感できるでしょう。

Rubyのエコシステムを俯瞰する本カンファレンスでは、Rubyコミュニティが未来にどのように⽴ち向かっているかを感じられる発表を⾒ることができると思います。未来が来るのをただ待っているだけではなく、⾃ら作り出そうとするRubyコミュニティの活動をご覧ください。

今年は、RubyとRailsで実装されたSNSであるMastodonのDeveloper Relations LeadであるAndy Piper⽒を基調講演者として招待しました。Twitter(現X)の代替としてますます注⽬を集めるMastodonの今を語っていただきましょう。

RubyWorld Conference 開催実行委員会
委員長 まつもと ゆきひろ

過去の開催趣意書